こんにちは!すの(@VurCur)です。

このブログではEhtereumのDapps(分散型アプリケーション)をいくつか紹介しています。

web3.0に向かうにしたがって分散型アプリケーションの世間への浸透は確実になると肌で感じています。


今回はERC20についてどのようなものなのか紹介します。
ETHEREUM-LOGO_PORTRAIT_Black_small

ERCの概要


ERC20は略語でEthereum Request for Comments: Token Standard #20の略です。
結論からいえば、

Ethereumベースでトークンの標準インターフェース

つまり、

Ethereumベースでトークンを発行するときのルール


です。

下は原文です。めっちゃ簡単なサマリー!
eip20summary


ERCが作られた理由



なぜそのようなルールを定める必要があるのか気になるところです。

ルールは何かが無秩序になったときに定めます。

無秩序になったものは、トークンの発行です

Ethereumはスマートコントラクトを含んだトークンが発行できます。

例えば有名であるビットコインはオリジナルなブロックチェーンであるため、
スマートコントラクトは含まれていません。

Ethereumはビットコインと差別化されているわけですね。

それにより、ICO(Initial Coin Offering, 仮想通貨を用いた資金調達)をEhtereumのトークンで行うことが多くなりました。
しかしICOが作られるごとにそれぞれで異なる仕組みが生まれます。
そのことから次のような問題が生じます。

  1. 取引所、ウォレット:技術面がそれぞれで異なってしまうためまとめて扱いにくい。
  2. ICO参加者:個々のトークンの安全性が掴めない。

これはトークンの無秩序化といってよいでしょう。
ここで出てくるのが「ERC20」というルールです。

ERC20



EthereumにはEIP(Ethereum Improvement Proposal)と呼ばれるEthereumプラットフォームの基準改善案の仕組みがあります。
そのNo20 (EIP20)にトークンのルールであるERC20について書かれているのです。

GitHubのリポジトリ(データの貯蔵庫)に公開されてます。興味のある方はどうぞ。

https://github.com/ethereum/EIPs/blob/master/EIPS/eip-20.md

これはEthereum Foundationの開発者であるFabian VogelstellerとVitalik Buterin(Ethereumの創設者)によって記述されたもので、2015年11月19日に作成、2017年9月11日に採用されました。


ERC20のまとめ



ERC20はカオス状態にあったトークン発行の秩序化といってよいでしょう。

dAppsで用いられるトークンはERC20に基づいたものがよく現れます。

分散型アプリケーションが浸透していく中で正しい理解を心掛けたいですね。